こんな時はDHAが必要

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○ LDL(悪玉)コレステロール値が高い

ここではDHAが必要な方について、いろいろな症状とともに紹介します。
まずはLDLコレステロールが溜まっている方についてですが、コレステロールは全てが悪とみなされていることもあるようですが、実際にはLDL、HDL、VLDLの3つの成分に分かれます。
“LDL”とは肝臓でつくられたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをし、細胞内に取り込まれない余ったコレステロールが血管内にとどまってしまい、動脈硬化などの原因となってしまうために悪玉コレステロールと呼ばれている物質です。

健康診断では総コレステロールの数値も重要ですが、コレステロールの中で特にこのLDLについては注意が必要です。DHAなどの栄養素で、ある程度コレステロールをコントロールすることもできます。

○ 中性脂肪値が高い

中性脂肪とは、体内にある中性脂質、リン脂質、糖脂質、ステロイドの4種類の脂質のことを指し、皮下脂肪の主成分ともなります。

人間の体が活動するときには炭水化物由来のブドウ糖をエネルギーとするわけですが、このブドウ糖が足りない時に貯蔵していた脂肪を分解しエネルギーとして利用されることになります。ですから、脂肪は決して人間にとって不要な物質ではありません。
しかし、中性脂肪が増えすぎる脂質異常症になってしまうと、動脈硬化などの大きな原因となってしまうために注意が必要です。中性脂肪の基準値30~149mg/dlを大きく超えているような場合には特に注意が必要、運動や食事などの習慣を見直し、ダイエットなどの必要も出てくるでしょう。

○ 学習能力・記憶力の低下

学習能力や記憶力を上げたいなと感じている方もDHAを摂取いてみると良いでしょう。人間の学習能力や記憶力は10代~20代がピークで、それ以降は個人差はあるものの低下していきます。この若い時期にしっかり学習をするためには、DHAでしっかりと頭を働かせていく必要があります。

一方、学習能力が落ちやすい中高年の方も加齢による衰え対策としてDHAをとっていく必要があるでしょう。最近頭がぼーっとしやすいという方、物覚えが悪くなったという方はサプリメントを日々の習慣にしてはいかがでしょうか。

とはいえ、「記憶力」「集中力」は努力や能力として個人差があります。人間の学習能力は年をとってからも全く機能しないわけではなく、50代60代になってからも新しいことを覚えていくことは十分可能です。外国語をマスターするようなことも不可能ではありません。

○ 視力低下

視力低下は普通、若い方がどんどん近視が進んでいくというケースが多いのですが視力の低下は栄養素の不足が原因で起こることもあります。

視力と深い関係があるのはビタミンBなどの栄養ですが、DHAも視力の低下と関係があります。これらの栄養素をしっかりとっていなければ、大人になってからも視力が悪化してしまうことがあるでしょう。大人になってからは、近視・遠視とは異なるメカニズムの老眼に悩まされる方も多くなってきます。

また、白内障といった可能性も増えてきます。視力の低下は生活習慣病とされることもあるくらいですから、日常的にストレスを避ける、目を定期的に休めるといったことに加え適切な栄養の補給をしていくことが大切です。

○ 動脈硬化の予防

動脈硬化は非常に多くの生活習慣病と関係があり、時によっては命を奪う病気である脳梗塞や心臓病につながっていくことがあります。動脈硬化の原因は悪玉コレステロールや血中脂肪によりドロドロになる、血栓ができるといったことが多いですね。

動脈硬化が進めば、同然流れが悪くなり高血圧の原因ともなり、ますます不健康になっていきます。ですから、動脈硬化は徴候がはじまった初期段階でしっかり対策をしていく必要があります。

肉類・脂質を避けることは大切ですがそれと同時にDHAやEPAなどの必要な栄養素をしっかりとっていくことも大切です。野菜などもバランスよく食べることが、動脈硬化予防の大きなカギとなっています。

○ 高脂血症の改善

高脂血症は高血圧と並んで、多くの中高年の方の健康診断時の大きな悩みとなっています。高脂血症は最近では脂質異常症と名前が変わっています。

コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質がいつまでも血管の中にとどまっていると動脈硬化を引き起こしてしまい、体によくありません。これは皮下脂肪や内臓脂肪ではなく血中の脂質ですから、太っていなくても異常が出ることはあります。

絶対的な食事量が少なくてもお酒や食事の習慣が悪いと、脂質異常症になることは十分考えられます。脂質異常症にもタイプがありますが、特に中性脂肪やLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値が多く脂質異常症と診断されている方は注意が必要でしょう。

○ 血栓,高血圧の抑制

血栓ができやすい、高血圧になりやすいという方は日々の生活で気をつけましょう。特に遺伝で家族中に血圧が高い方が多い場合は注意が必要、DHAなどの栄養素を通しても血圧の上昇を抑えていく必要があります

血圧が高いということはそれだけ血管に負担がかかっているということであり、特に脳や心臓の血管に異常をきたした場合は致命的な疾患となってしまうことがあります。病院で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上は高血圧とされ、これに近い数値も予備軍とされています。

中高年の方では180といった数値が計測されることもあり、こういった数値は一刻も早く改善していかなければなりません。

○ 運動能力の向上

年を取ってくるとどうしても運動能力が落ちてくるものですが、この運動能力向上にもDHAは深く関係しています。運動能力は趣味でスポーツなどをやっていなくても関係があります。

車の運転なども一種の運動能力が必要で、体を脳の指令通りに動かすこと、素早く脳の命令を体に伝えることが運転のうまさに直結します。もちろん仕事全般に運動能力は関係していますから、体を思い通りに動かせない、動かせなくなってきたという悩みは多くの方が抱えているでしょう。

若いうちから栄養不足は運動能力を衰えさせてしまいますから、しっかり栄養を取らなければ若さだけの体力はなくなってしまいます。運動での筋力アップ効率をあげるならプラスしてビタミンやたんぱく質を多く摂取することを忘れずに。

○ 老人性痴呆症の改善・予防

ここでは痴呆症、アルツハイマーについて紹介します。老人性痴呆症はもちろん、加齢による脳の衰えによるものですから、誰でもなる可能性はあります。しかし、栄養を的確に補給することでこの衰えを少しずつカバーしていくことは非常に重要でしょう。

DHAは脳に作用する物質であり、脳を構成する物質の1つとも言われています。また、脳の血管が衰えてくることも認知症の大きな原因となっています。ですから、動脈硬化などを予防するDHAやEPAはこちらの観点から見ても老人性痴呆症の予防に効果ありと認識されているのでしょう。

すでに脳血管性の痴呆症にかかっている場合でも、DHAを摂取することにより改善の兆しがみられたという研究結果もあります。残っている脳細胞を活性化させたことなどが原因と考えられます。

○ 抗アレルギー,抗炎症作用

抗アレルギーや抗炎症作用も、DHAの効果の1つです。花粉症の季節には、花粉症の辛い症状に悩まされる方も多いですね。

花粉症やアレルギーの症状を軽減にもDHAは期待されています。最近は国民病と呼ばれるほどアレルギーを抱えている方が多く、そのアレルギーに実は食習慣も関係しているという研究も出ているほどです。高脂肪・高カロリーの動物性脂質およびリノール酸の摂取過多が原因ではないかという説もありますが、まだまだ解決されない原因は多くあるようです。

ヒスタミンやロイコトリエン、PAFといったアレルギーを引き起こす物質は脂肪酸から作られるものですから、脂肪酸を減らすことはアレルギー改善に直結します。DHAやEPAはこうした脂肪酸の生産低下につながりともいわれています。

○ アトピーの改善

アトピー性皮膚炎はアレルギー症状の一つですから、DHAの摂取はアトピー性皮膚炎の改善とも関係があります。また、アトピー性皮膚炎のかゆみを減らすにはかゆみの原因物質であるヒスタミン抑制も効果的ですから、ますますDHAの重要性がわかるのではないかと思います。

抗アレルギー薬は、多くの場合アレルギーを引き起こす生理活性物質を抑制するものですがDHAにはこれを副作用なく起こすことができるのが魅力です。もちろん、アトピーを抑制するには栄養だけでは不足です。清潔に肌の状態を保つことなど、いろいろな努力を重ねることが大切です。

ですが、栄養に気を付けることはアトピー性皮膚炎の改善のキーポイントであることに変わりありません。

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