ドロドロをサラサラにするにはやはり食事が大切であることに変わりありません。ドロドロを解消するには脂質を少なくするべきと思っている方も多いと思いますが、特に気を付けるべきは糖質です。
食事で余分に糖質をとってしまうと、それが中性脂肪やコレステロールに変わり溜まっていってしまうためです。特に私たち日本人はお米などの主食で炭水化物・糖類を多くとりがちですから、注意しなくてはいけません。
食事では野菜や魚を中心に、丼物よりもおかずのバランスがよい定食のような食事にしていくのがおすすめです。外食などで食事の栄養バランスが気になる方は、適宜サプリメントなどで足りない栄養を補給していきましょう。
間食や夜食も、中性脂肪を貯めやすい食習慣です。間食は成長期のお子さんにとっては足りない栄養を補完するものとなりますが、中高年の方にとってはほぼ完全な嗜好品となります。
食事で栄養が足りていながら、さらに間食をとるということは余計な脂質を体内にため込むこととなりますから要注意です。夜食はさらに要注意、眠っている最中は消化が進みませんので、夜食でとった栄養素がダイレクトにエネルギーとして消費されず溜めこまれてしまいます。眠る3時間前までには食事を終わらせ、それ以降は水などノンカロリーの飲み物だけにしておくのが理想的です。
朝食・昼食に比べエネルギーを消化しにくい夕食を控えめにする食事のバランスも気を付けておきたいですね。
お酒を飲む時も、中性脂肪をできるだけ溜めないような飲み方にしたいですね。まずは選ぶおつまみとしては、枝豆や冷奴といった豆類、海藻サラダ、ナッツ類などが適しています。
ついつい唐揚げや焼き鳥といった肉類、もしくは〆としてお茶漬けなど炭水化物を多く含む食事に手を出したくはなりますが、健康を気にする方にとってはあまりよいおつまみとはなりません。もちろん、お酒の飲み過ぎにも要注意です。
日本酒一合程度の酒量に抑え、休肝日を作るといった工夫もしておきたいですね。遅くまで飲むのも控え、9時10時といった時間帯を過ぎたらお酒を控えるようにする工夫もしたいです。酒や百薬の長と言われる通り、適度なアルコールは健康に害をもたらしません。